Q: 「痔の手術をすると括約筋を切られてタレ流しになってしまう」とか、「ひどい場合は人工肛門になる」という事を聞いた事がありますが、本当でしょうか?
 
A: 内痔核の手術は肛門括約筋の表面にある肛門粘膜とその粘膜下組織の中に有る静脈瘤(コブ)だけを切除する手術です。従って、括約筋は全く関与しませんから、括約筋が切れてタレ流しになるといった様な事は有り得ません。
 
 
Q: 「痔の手術をしても又すぐに痔になるから、しない方が良い」という人もいますが、どうでしょうか?
 
A: 内痔核の手術では静脈瘤を切除するわけですが、切除した場合には二度と静脈瘤ができる事はありません。ただ、手術した所とは別の場所の、現在は正常な静脈が何年か先に静脈瘤を作る事はあります。痔になるからには何らかの原因がある筈です。人によってそれが便秘であったり、アルコールであったり、力仕事であったりする訳ですから、いくら痔の手術をしたからといって同じ様な生活習慣を繰り返していれば、別の所に痔ができる事はある訳です。
 
 
Q: 「痔の手術は大変痛い」と聞きますが?
 
A: 内痔核の手術は腰椎麻酔(下半身麻酔)で行いますので、手術中は全く痛みはありません。痛みが出るとすれば、手術後に切除したキズの周りが腫れるから痛いのです。当院ではその腫れをなるべく少なくするために@超音波メスA炭酸ガス・レーザーメスB半導体レーザーなどの様々な最新の手術器械で手術しますから随分違います。ただし、手術する訳ですから、全く腫れずに済ますという訳にはいきません。その場合でも様々な腫れ止め・痛み止めの手段がありますから、心配は要りません。