当院の胃腸科の検査には次の様なものがあります。

食道・胃・十二指腸の微細な病変を見つける検査です。当院では軽い静脈麻酔をした上で内視鏡検査を行いますから非常に楽なため、毎年胃の定期検査を受けられる方も沢山いらしゃいます。
検査は予約制ですので、絶食でいきなり来院されても予約が一杯であれば検査できない事もありますので、事前に必ず予約してください。前日の夜9時以降、何も食べないで(もちろん検査当日も朝食抜き)で来院していただきます。歯磨・洗顔はきちんと済ませておいてください。
検査で異常が認められれば、その場所の細胞を採取して病理検査に提出します。結果が出るのに1週間はみておいてください。
検査終了後は麻酔が覚めてから結果の説明を受けた後、充分休んで帰っていただきます。午前中一杯は休んで帰るつもりでいてください。又、静脈麻酔の影響が残っていると車の運転に差し支えますので、自分で車を運転して来ないでください、家族の方に送ってもらうかタクシーで来院してください。



過去に口から飲む内視鏡検査をして苦しい思いをされた方、口からの内視鏡検査に対して不安がある方、仕事が忙しくて検査終了後に早く帰りたい方は鼻から入れる内視鏡検査もできます。 直径わずか5.9mmの極細径内視鏡を鼻から挿入する事によって、「オエッ」という嘔吐反射が全く無く、点滴も静脈麻酔も必要ありませんので、検査終了後は直ぐに結果説明を受けて帰れます。 静脈麻酔をしませんので、検査中も意識は清明です。 内視鏡挿入後、鼻の中に局所麻酔剤を入れて軽く麻酔してから行いますので、鼻の痛みも有りません。 ただし、もとから鼻腔が狭い人・鼻中隔弯曲症・鼻茸のある人はできません。 バリウムを飲む胃X線透視検査に変わり得る新しい胃検査方法と言えます。


バリウムを飲んでもらって、レントゲン撮影する検査です。当院では高濃度バリウムを使用しているため、造影能力が高く、微細な変化も鮮明に写ります。この検査で異常を認めた場合はさらに内視鏡検査が必要です。食道の動きや胃の全体の形などをみるのには優れた検査法です。
 
大腸癌の死亡者数はこの20年で2倍以上に増え続け、現在では女性の癌死亡原因の第1位になっています。さらに、2020年までの予測では、肺癌、胃癌を抜いて男女合わせて日本人の癌の罹患率の第1位になるとされています。この大腸癌は、早期発見であればほぼ完治できるにも拘らず、初期の段階ではほとんど症状がなく、大腸癌検診未受診の人が多いため、死亡率も増加していくと考えられています。
この状況を改善し、大腸癌で亡くなる人がひとりでも減る事を願って大腸癌検診の有効性を広く呼びかけるために、財団法人日本対がん協会では、大腸癌撲滅キャンペーン“BRAVE CIRCLE”を2007年から展開しています。(http://www.bravecircle.net)
自覚症状がない段階から大腸癌を発見するためには、まず便潜血検査を受ける事が大切で、それで陽性に出た場合、今度は大腸内視鏡検査による精密検査が必要となりますが、当院のフジノンの拡大内視鏡の最新モデル“LASEREO”は拡大機能によるピットパターンと、短波長狭帯域光BLIの組み合わせにより、ポリープがすでに癌化しているかどうかをある程度肉眼的に判別できる機能が特長で、大腸癌だけでなく、胃癌の内視鏡検査でも使用できます。

増えつづける大腸がん〜BRAVE CIRCLEのホームページより引用(http://www.bravecircle.net/about/cat31)〜
大腸がんの死亡者数は、この20年で2倍以上に増え続け(※1)、現在では女性のがん死亡原因の一部(※2)となっています。2020年までの予測では肺がん、胃がんを抜き、男女を合わせた日本人のがん罹患率(りかんりつ)(※4)の一位になっています(※3)。
※1 厚生労働省「人口動態調査・平成17年」より
※2 厚生労働省「人口動態統計・平成16年(平成18年3月15日発行)より算出
※3 「がん統計白書2004」より
※4 罹患率(りかんりつ):一定期間に新たに発生した疾患の症例数(患者数)の人口に対する割合


お尻から細い管を入れ、バリウムを通して大腸全体の病変を調べる検査方法です。空気も一緒に注入しますから検査中はお腹が張りますが、それもしばらくの間だけで、検査が終われば全て抜けて楽になります。検査自体もそんなに苦しい検査ではありません。ただし、前もって検査食を食べていただいて、下剤も飲んで充分排便し、腸の中を空っぽにしておかないと検査はできません。便が残っていたのでは病変部を邪魔して見えないからです。この検査で異常が見つかればさらに内視鏡検査が必要です。大腸の形の異常や長さの異常を調べるのに有用な検査です。
名前の通り、便の中に血が混ざっているかどうかを検査する方法です。最近、会社や市町村の大腸癌検査でよく行われる検査方法で、便の中にスティックを刺して提出する、あの検査です。これは多数の人をスクリーニング(洗い出し)して、取り敢えず便の中に出血している人をピックアップするには簡便で良い検査方法ですが、非常に誤解の多い検査でもあります。つまり、便の中の出血の有無を調べているのであって、癌細胞の有無を調べているのではないという事です。ですから、以前から自分でわかる様な出血がある人がこの検査をしてもあまり意味がありません。それよりも、気になれば病院に診察に行くことです。

 
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